書籍紹介「大砲の歴史」

大筒(おおづつ)と呼ばれた昔の大砲を目の前にしても、たいていの人は、「砲弾がこの筒先(砲口)から飛び出す」ということしか知らない。
しかし、大砲と砲手とその「技(わざ)」が世界の歴史を大きく変える役割を演じたのだ。このことを知れば、人々は大砲の歴史に大いに興味を持つのではないだろうか。遠く離れた敵を攻撃し、なみはずれた破壊力を持つ武器-大砲-についても、もっと知りたいと思っている人たちのために、この本を書くことにした。

アルバート・マヌシー

タイトル:大砲の歴史
原題:ARTILLERY THROUGH THE AGES
A Shirt Illustrated History of Cannon,
Emphasizing Types Used in America
原著者:Albert Manucy
訳者:今津 浩一
出版:(有)ハイデンス
定価:1,500円(本体1,429円+税)

著者の今津浩一氏は日本銃砲史学会の会員でもあり、横浜黒船研究会を主催しています。今津氏は横浜黒船研究会ではペリー提督以来の日本近代史・現代史を振り返って研究され、発表もされています。またその内容を横須賀市の『開国史研究』誌へ投稿をされています。
横浜黒船研究会は毎月第2日曜日に開催しています。

この書籍の情報は日本銃砲史学会 紫藤 友義広報委員によるものです。