書籍紹介「ペリー提督と開国条約」

日米和親条約の全文(日本語版・英語版)を掲載し、幕末の日本外交がかならずしも、ペリーの砲艦外交の前に、一方的に不平等な「日米和親条約」を結ばされたのではないことを語る。他のアジア諸国のように植民地あるいは半植民地化されなかった日本の礎が、ここにあった。
帯に「幕末にも日米間に密約があった?黒船が鎖国のドアをたたくのは、幕府の想定外ではなかった!」とある。
同氏には前作『ペリー提督の機密報告書』ーーコンフィデンシャル・レポートと開国交渉の真実ーーがある。また旧著『大砲の歴史』も若干、残部があるようです。お問い合わせください。

タイトル:ペリー提督と開国条約
著者:今津 浩一
出版:ハイデンス
定価:本体2,381円(税別)

著者の今津浩一氏は日本銃砲史学会の会員でもあり、横浜黒船研究会を主催しています。今津氏は横浜黒船研究会ではペリー提督以来の日本近代史・現代史を振り返って研究され、発表もされています。またその内容を横須賀市の『開国史研究』誌へ投稿をされています。
横浜黒船研究会は毎月第2日曜日に開催しています。
この書籍は日本銃砲史学会「銃砲史研究 第375号」に峯田理事により紹介されています。