書籍紹介「幕末の大砲、海を渡るー長州砲探訪記ー」

長州藩で大砲鋳造に従事した高祖父を持つ著者が、連合艦隊によって接収され、世界各地に散らばった長州砲を探す旅に出た。先駆者・古川薫氏が遺したヒントを元に、現地取材を重ね、内外の研究者と交流し、その背景を20年以上にわたり徹底的に研究。そこには新たな発見と驚きの出会いがあった。
ロンドン、パリ、アムステルダム、ワシントンDC……世界の大都市に、幕末の長州砲たちが、威風堂々、いまも鎮座している。


タイトル:幕末の大砲、海を渡る ー長州砲探訪記ー
著者:郡司 健
発行:鳥影社
発行日:2022年8月8日
定価:2,420円(税込)
ISBN 978-4-86265-975-0
242頁

著者の郡司 健氏は日本銃砲史学会の会員です。