書籍紹介「火縄銃」

日本に伝来した銃はどこから来たのか。
起源・伝来から射法・製作技術まで体系的に詳述。

タイトル:火縄銃 普及版
著者:所 荘吉
発行:雄山閣
初版年月日:1964年1月1日
定価:6,621円
ISBN 9784639008002
258頁/A5判/函入

火縄銃を知るための基本図書
火縄銃の起源・伝来から射法・製作技術までを体系的に詳述。
貴重な写真を多数掲載した、よくわかる日本古銃の歴史!
種子島伝来銃からはじまり、幕末まで海外から伝来したさまざまな銃砲と、その影響下で生まれた日本の火縄銃などを的確に解説した歴史的名著が読みやすい普及版となって復刊。

タイトル:火縄銃
著者:所 荘吉
発行:雄山閣
初版年月日:2020年4月25日
定価:4,400円
ISBN 9784639027096
A5判並製・カバー/238頁

著者の所荘吉先生は日本銃砲史学会の草創期を支えた重鎮です。「銃砲史研究」の発刊に尽力され、現在の日本銃砲史学会の礎を築かれました。
この書籍は日本銃砲史学会峯田理事にご教示いただき、紫藤委員が紹介いたします。

著者紹介:
所 荘吉(ところ そうきち)
1929(昭和4)年、東京に生まれる。岐阜大学卒。銃砲史研究家。
1963年、日本銃砲史学会設立に参加、1973年からは長く理事長を務めた。
2000(平成12)年8月、逝去(享年71)。
なお没後、所蔵研究資料の内、和流砲術書と銃砲類は国立歴史民俗博物館に、西洋流砲術及び兵学書は板橋区立郷土資料館にそれぞれ収蔵された。
主な編著書
『火縄銃』(雄山閣・1964)、『古式銃砲について』(文化財保護委員会・1966)、『高野長英全集』(共編・第一書房・1980)、『日本武道大系』(共著・同朋舎・1982)、『江戸科学古典叢書』(共編・恒和出版・1982)、その他編著書・論文多数。