書籍紹介「西南戦争の考古学的研究」
考古学的に西南戦争を探究した初めての書。当時の主要小銃・弾薬などの遺物や九州各地の陣地の遺構から両軍の兵力・装備を追究する。
鹿児島を中心とする不平士族が起こした国内最後の内戦・西南戦争。これまで文字資料を中心に研究されてきたその実態を考古学的に探究した初めての書。九州各地の戦跡を踏査し、小銃・弾薬などの遺物や陣地の遺構、塹壕跡などから両軍の兵力・装備を追究。豊富な図表を駆使して戦闘の推移や武器の技術進歩を明らかにし、研究の新たな地平を拓く。
タイトル:西南戦争の考古学的研究
著者:高橋 信武
出版:吉川弘文館
出版年月日:2016年12月27日
定価:14,300円(本体13,000円+税)
B5判314頁
ISBN9784642093491
日本銃砲史学会会員の高橋 信武さんが吉川弘文館から『西南戦争の考古学的研究』という本を上梓されました。
西南戦争を考古学の視点から検証した初めての本です。
この書籍は「日本銃砲史学会ニューズレター第2号 書籍のお知らせ」で紹介されています。