書籍紹介「大砲からみた幕末・明治」

近代日本史の扉は、黒船の大砲によって開かれた。西洋列強に軍事的に対抗すべく、富国強兵を旗印に推し進められた明治の産業革命は、大砲製造を含む金属鋳造・加工技術の急速な発展の歴史でもある。幕末以降官民挙げて操業に着手し、草創期の数多くの日本企業が参与したにもかかわらず、敗戦をへてやがて忘れられた軍事技術の歴史を、鋳造工学研究の第一人者がひもとく異色の書。図版多数。

タイトル:大砲からみた幕末・明治 近代化と鋳造技術
著者:中江 秀雄
出版:法政大学出版局
刊行:2016年9月
定価:価格 3,740円 (消費税 340円)
四六判 254ページ上製
ISBN978-4-588-31402-5 C1021

日本銃砲史学会理事の中江 秀雄氏が上梓されました。幕末・明治を大砲に代表される軍事技術の歴史から見た異色の書です。

この書籍は「日本銃砲史学会ニューズレターお試し号 書籍のお知らせ」と「日本銃砲史学会ニューズレター第1号 書籍のお知らせ」で紹介されています。

「日本銃砲史学会ニューズレターお試し号 書籍のお知らせ」


「日本銃砲史学会ニューズレター第1号 書籍のお知らせ」