横浜黒船研究会第40回オンライン(第217回定例会)講演会開催のお知らせ

新型コロナ禍もおさまりつつありますが、次回、令和6年1月14日も引き続きオンライン講演会の開催を実施し行くことにいたします。
皆様のご協力とご了承をお願いいたします。
前回までと同様に、どなたでも参加は簡単ですのでカメラ付きのパソコンを準備のうえ1月14日(日)午後13時30分から受付開始といたしますので 下記指定サイトをダブルクリックして参加していただきますようお願いいたします。

https://takashimurakami-119.my.webex.com/meet/pr26440105347

初心者の方でもどなたでもご参加い�ただけますように、会員のご協力にてオンライン講演会操作マニュアルを作成していただきましたので、マニュアルを添付参照の上ふるってご参加いただきたいと思います。

横浜黒船研究会第40回 オンライン(第217回定例会)講演会開催のお知らせ
日 時:令和6年1月14日(第二日曜日)
14:00~16:00  (13:30 アクセス入場開始)
発表者 総合学術研究所教授、大学院商学研究科兼担 郡司 健氏
題名講演題目「攘夷戦争から国防戦争へ―薩英戦争・下関戦争の意味を考える—」

講演者(郡司 健氏)略歴:
1947(昭和22)年3月10日生まれ。1971年3月県立神戸商科大学大学院経営学研究科修士�課程修了
4月金沢工業大学経営工学科専任講師、1976年近畿大学工学部専任講師、1979年大阪学院大学商学部助教授・教授、経営科学部・企業情報学部・経営学部教授を経て現在総合学術研究所教授、大学院商学研究科兼担。経営学博士、各種会計関連学会、国際日本文化歴史研究会(笠谷和比古研究会)、幕末長州科学技術史研究会、伝統技術研究会等所属。

著書『ドイツ連結会計制度論』(中央経済社)、『幕末の長州藩-西洋兵学と近代化-』(鳥影社)、
『幕末の大砲、海を渡るー長州砲探訪記―』(鳥影社)ほか。

場 所:各自宅パソコン前
参加費: 無料

研究発表会
13:30 受付開始

参加者は自宅よりカメラ付きパソコンから下記サイトにアクセスして、どなたでも参加は簡単です、時間になりましたら下記をダブルクリックしてください。
世話人が応対して誘導いたします。
なおオンライン講演会操作マニュアルを事前に参照しておいてください
下記をダブルクリック):

https://takashimurakami-119.my.webex.com/meet/pr26440105347

14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30

講演要旨:
これまで、元治元年の欧米連合艦隊下関戦争によって英仏蘭米各国に鹵獲された長州砲の調査・探訪をおもに扱ってきた。
今回は、そのような大砲の種類と当時の技術水準だけでなく、その前年の攘夷戦争(下関砲撃事件・薩英戦争)との関連を視野に納めつつ国防戦争としての連合艦隊下関戦争の意義を考察してみたい。
Ⅰ 産業革命と幕末日本(概要)
アヘン戦争と徳丸原西洋銃陣演習、ぺキサンス砲の衝撃、ペリー来航とぺキサンス砲・ダールグレン砲、反射炉と鉄製大砲、長崎海軍伝習所・長崎製鉄所、遣米使節団とワシントン・ネイヴィヤードの小栗忠順、幕末遣欧使節団ロンドン万博・高杉上海行とアームストロング砲の衝撃
Ⅱ 攘夷戦争
(1)対馬事件と英軍艦下関海峡探査、攘夷決行と下関砲撃事件、奇兵隊創設・4斤山 砲開発、
(2)生麦事件と薩英戦争―薩摩反射炉と使用大砲、薩英戦争に対する英国内の反応・状況変化
Ⅲ 連合艦隊下関戦争
英国の主導的参戦と彼我の戦力、戦闘態勢、果たして2時間で終わったか。
艦砲射撃、薄明の反撃、陸上戦・翌日ゲリラ戦、講和交渉、
Ⅳ 下関戦争の意義
英帝国主義・自由貿易政策と公使オールコック対キューパー提督、
防長制圧・彦島割譲回避、長州内乱と軍制改革(三兵戦術・散兵戦闘術)
15:30~16:00  質疑応答
以上
横浜黒船研究会 事務局長 村上 隆

この情報は日本銃砲史学会会員でもある横浜黒船研究会 会長 今津 浩一 氏によるものです。