【書籍紹介】船の科学館叢書7 船鑑(ふなかがみ)

「船の科学館」で出版されている書籍です。
巻頭の”発行にあたって”によると幕府川船役所が管下の船を識別するために作成したとのことです。
この資料、は現在は巻子本(かんすぼん)の形態ととっていますが多数の縦の折筋が見られることから本来は折本の形態となっていたものと思われ、三十三隻に及ぶ川船及び海川兼用船の構造・特徴や寸法などを詳細に記した絵図で構成されています。
着色された絵図は当時の船の構造を知る上で貴重な資料です。

タイトル:船の科学館叢書7 船鑑(ふなかがみ)
著者;川名 登
発行者:森田 文憲
発行所:船の科学館
発行:2013年2月
売価:1,500円(税込み)
カラー90頁(折込頁含む)/A4判横型
現在(2025年3月)船の科学館は「本館」「別館」「屋外展示資料」の公開を終了し、初代南極観測船”宗谷”を中心に博物館活動を行っています。
このガイドは直接販売はなく、(公財)日本海事科学振興財団での通販のみとなっています。
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お問い合わせ先:(公財)日本海事科学振興財団 学芸部(TEL:03-5500-1113)
この案内は(公財)日本海事科学振興財団学芸部の許諾を得て紹介しています。(表紙写真の提供も学芸部から受けました。)
この刊行物は日本財団図書館ホームページからダウンロードすることができます。

この書籍の情報は日本銃砲史学会 紫藤 友義 広報委員によるものです。