第8回横浜歴史さろん2024歴史講座のご案内

このご案内は相互交流を目的とし日本銃砲史学会会員諸氏の横浜歴史さろんへの参加と横浜歴史さろんメンバー並びに横浜黒船研究会メンバーの日本銃砲史学会例会への参加を促すために紹介するものです。

以下、メール文転載。

横浜黒船研究会定例会・忘年会に参加させていただきました「横浜歴史さろん」の渡辺登志子です。。
活発な意見交換があり、とても楽しく有意義な時間を過ごしました。
私どもの歴史講座の宣伝もさせていただき、ありがとうございます。
直近の講座についての情報をお伝えします。ご興味のある方にご参加いただけたら幸いです。

横浜歴史さろん2024歴史講座 第8回参加者募集案内
下記の通り、開催いたします。
横浜歴史さろん2024歴史講座
第8回 12月12日(木)  9:45~11:45(受付9:20から)
会場:横浜市社会福祉センター9階 会議室901・902
テーマ:英連邦戦死者墓地と横浜にあった外国人捕虜収容所
担当者(講師):酒井伴美・渡辺登志子(横浜歴史さろん会員)
定員:50名(まだ、空きがあります)
参加費:一般 500円

この講座はこれまで主にWebサイト「横浜歴史さろん」に掲載した記事をその執筆者・発表者が講師となりつくられた講座です。講師は話上手なプロの先生ではなく、横浜の歴史及び関連の歴史を深く追及している一般市民です。つまり、中身で勝負です。

(今回のテーマについて)横浜市保土ヶ谷区にある広大な広さを持つ英連邦戦死者墓地をご存知ですか?イギリス及びその植民地だった国の人たちは、外国で亡くなるとその国に埋葬される決まりとなっています。ここに眠る多くの英連邦の人たちは、先の大戦中、旧日本軍の戦争捕虜でした。短期間ではあるものの、日本全国に 100 か所以上も捕虜収容所がありました。

英連邦墓地の近くに住んでいた2人の女性(笹本妙子さんと田村佳子さん、)がこの存在に光を当て、活動を起こし、その功績が認められ、2006年エリザベス女王陛下から名誉大英勲章 MBE を授与されました。

酒井伴美さん(男性91歳)は兄がニューギニアで戦死したこともあり、この墓地に大きな関心を持ちました。私は英連邦墓地と酒井さんの体験や思いを横浜歴史さろんの記事にするにあたり、横浜の歴史として、彼女たちを含む有志の方たちでつくったPOW研究会(POW=Prisoners of War、戦時捕虜)のホームページから横浜にあった外国人捕虜収容所を取り上げさせていただきました。、

本来であれば、彼女たちからお話してもらいたいのですが、それが難しいということで、私が調査研究したものではなく受け売りになりますが、多くの方に、かつて身近にあった捕虜収容所の実情を知っていただきたいと思い、今回の講座にしました。英連邦墓地の再認識は、風化しつつある戦争の悲惨さ過酷さに目を向けるとともに、捕虜たちが労働力として鶴見の工場や横浜港で働かされていたなかで様々な人と人との交流があったこと、日本の敗戦で連合軍に解放された時のこと、その後、明暗を分けた戦争裁判のことなど、エピソードを沢山お伝えしたいと思います。酒井さんからは、かつて敵であった者同士が、和解してゆくことに多大な貢献をされた永井隆氏についてご紹介があります。

ご参加希望の方はこのメールに「参加希望」と書いて、返信してください。
◎始めて参加される方は、氏名、〒住所、電話番号が必要です。皆さまのお申込をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。

横浜歴史さろん
tama企画 渡辺登志子 
https://yokohamasalon.link

この案内は横浜黒船研究会 事務局長 村上 隆 氏よりメールにてお知らせがありこれをそのままご紹介するものです。