峯田元治理事が講師役で出演『吉岡麻耶の知らない火縄銃の世界』開催

2024年7月21日(日)に東京・東中野のウェスタン酒場「Dead Gunman’s Society 14(デッド・ガンマンズ・ソサエティーじゅうよん)」にて、人気声優の吉岡麻耶(よしおか まや)さんに古式銃の世界を教えるという異色のイベント『吉岡麻耶の知らない火縄銃の世界』が開催されました(主催/合同会社メイドモード)。

講師役として峯田元治理事、司会進行として設楽英一広報委員(合同会社メイドモード代表)が出演し、加唐亜紀理事が受付・物販を担当したほか、客席にも日本銃砲史学会会員が多数列席。おかげで会場はちょっとした例会のような雰囲気になりました。

吉岡麻耶さんは大人気アニメ『ガールズ&パンツァー』でアンツィオ高校隊長アンチョビ役を務め、ミリタリーファンからも多くの支持を得ています。また城郭好きの歴女の顔も持ち、以前のイベントでは甲冑姿で火縄銃を構えたこともあります。

そんな吉岡さんに古式銃の魅力を伝えるため、会場には国友筒、薩摩筒、ゲベール銃、ミニエー銃、さらには峯田理事秘蔵の雷管式リボルバーまでもが持ち込まれました。

店のコンセプトがウェスタンで、壁中にシングルアクションリボルバーが掛かっているような場所ということもあり、冒頭の軽い話題のつもりだった峯田理事の西部劇トークも実銃を片手に熱を帯び、幕開けからハイテンションで進められます。

もちろん吉岡さんにも実銃を構えていただき、重いゲベール銃も火縄銃よりは軽いという感想や、ミニエー銃が長すぎてストックを肩に担ぐような構え方になるなど、初々しい反応が次々に飛び出しました。

火縄銃用の鉛玉、雷管、ミニエー弾、機関銃の弾丸などを客席に回し、弾丸の発達史が現物を見ながら理解できるといった趣向もあり、看板通りのディープな内容で参加者を楽しませました。

ウェスタン酒場でハットにポンチョ、ガンベルトを着け、バントラインスペシャルを構える吉岡さん

アニメは昔のディズニー映画しか観たことない世代の峯田理事が、今の大人気アニメの出演声優と共演する稀有なイベント

海外での実銃射撃体験を持つ吉岡さんでも、これだけの古式銃に囲まれたのは初めて